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家づくり初心者講座Lecture
住宅仕様・間取り編
2012.12.18
ショールームに行ってみよう
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住宅会社さんに『ショールームを、是非一度見て来てください。』って、言われて来てみたけど、イベントでもあるのかしら?混んでるわね~。
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本当だね。予約を取ってもらってて、良かったね。
初めて来たけど、実演とかもやっていて楽しいね! -
私、キッチンが見たいなぁ~!
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いいよ。ベイビーのだっこ変わるよ。
効率の良いショールームの利用の仕方
キッチン、バス、洗面化粧台、トイレなどの住宅設備機器を好みのものに出来るのも、家を新築・リフォームする魅力です。家づくりの中で、住宅設備機器を選ぶ段階は最も楽しい過程の一つです。
ショールームでは、住宅設備機器や家具などの商品サンプルが展示してあり、実際に試したり触ったりして見学ができます。
中でもおすすめは、複合ショールームです。複合ショールームの良いところは、いくつかのメーカーのキッチン、バス、洗面化粧台など複数のアイテムを一度に見れることです。
効率の良いショールームの利用の仕方
- ディスプレイで空間の雰囲気をつかむ
- そのメーカーの商品のデザイン、色、価格などの傾向を知る
- 最近の流行を感じる
- 実際に触れてみて、住宅設備機器の前に立ってみて「使いやすさ」「サイズ感」を実感する
住宅設備はどんどん使いやすく、オシャレに進化していますので、何度かショールームへ行ってみると良いでしょう。イメージを膨らませるためには、家づくりの初期段階に行くのもおすすめです。
ただ、たくさんのメーカーや設備があるので、全てをチェックするのはとても大変です。そこで、事前に気になるメーカーへカタログを請求したり、インターネットで検索したりして、メーカーの商品や特徴をチェックしてから行くと効率的です。
しかし、好きなメーカーやお目当ての設備が決まっている場合は、この限りではありません。
また、家を建ててからやリフォーム後の不満に、収納スペース不足がよくあげられます。空間を上手く利用した収納方法や、床下・天井裏などを利用した収納商品もチェックすると良いでしょう。
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キッチンの展示ブースまで、結構歩いたわね。
今日は、シューズを履いてきて大正解だったわ! -
本当だね。エコバックも持ってきて良かった。
インターネットでは調べきれなかった、気になる設備がたくさんあって…、もらったパンフレットで、いっぱいになっちゃたよ。 -
大丈夫?重くない?
やっぱり実際に見ると違うわね!
メジャーと電卓、筆記用具も役立ったわ。ショールームって広いから、きちんと測ってみると見た感じよりもサイズが大きいわ。 -
カタログだけで決めたら、危なかったね。
あっ、あっちにはキッズスペースがあるんだね。ベイビーが見るのに飽きたら、連れて行って一緒に遊んで来るよ。 -
便利な設備が充実してるのね!
来週は、エコクッキングの無料セミナーがあるみたい、カップケーキですって。
えっ!こんなにガス代が安く早くできるの!?来週も来ようかしら。 -
すっかり気に入っちゃったね。
ショールームに行くときには
ショールーム見学はあちこち見てまわるので、歩きやすく脱ぎやすい靴と、動きやすい服装で行くのがおすすめです。サイズを測るのに台の上に立ったり、靴を脱いで上がったりする機会が結構あるからです。
持って行くと便利なもの
- メジャー
- メモ&筆記用具
- 電卓
- エコバック
- 図面や見積もり
- チェックしておいたカタログやパンフレットなどの資料や雑誌の切り抜き
図面や見積もりがあると、プランの提案をしてもらうときに便利です。
そして、案外忘れやすいのがコンセントなどの配線準備です。インターホンの子機の数やパソコンの台数を整理しておくと良いでしょう。
ショールームのイベント
ショールームでは、IHクッキングヒーターの料理教室、今話題のLEDや太陽光発電のセミナー、キッチンや照明などのコーディネート、工作やDIY、お金の相談など、そのショールームによって特色のあるイベントやセミナーが開催されています。
イベントやセミナーは、無料だったり材料費のみだったりと手頃なものが多いので、興味のあるものは是非参加してみましょう。こうしたイベントやセミナーは、住宅設備機器の使い心地を確認したり、本当に必要なのかを考えたりするきっかけになります。
また、最近では太陽光発電の他、エコ仕様の洗濯機や食洗機、節水トイレなど省エネに関するものがたくさんあります。そのものの価格だけではなく、ランニングコストを検討するためにセミナーなどを積極的に利用するのも手です。
キッズスペースを用意しているショールームもあるので、有効活用できると良いでしょう。
住宅設備機器の選び方
住宅設備機器の購入や設置は、依頼した住宅パートナーを通して行うことが多いです。そのため、住宅設備機器の選択肢は依頼会社によって様々です。自由にメーカーや種類を選べる場合もありますが、仕様が決まっており、変更ができない、もしくは割高となってしまう場合もあります。使いたい設備が決まっている場合は、予め依頼会社に確認しておいた方が良いでしょう。
照明や家具、カーテンなどのインテリアについては、予算や好みから依頼会社にトータルコーディネートしてもらえる場合もあります。また、コーディネートが得意な設計事務所さんであれば、統一感のあるアドバイスをしてくれるはずです。積極的にイメージを伝えて、おすすめの設備がないか聞いてみましょう。
最近では、住宅パーツをインターネットなどでも気軽に購入できるため、アンティークのドアノブや輸入キッチンなど、自分なりのカスタマイズを希望する方も増えています。良いものを見つけたら、購入前に依頼会社に設置の可否を相談してみましょう。