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家づくり初心者講座Lecture
依頼会社選び編
2012.11.28
依頼する住宅パートナーの種類と選ぶポイント
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住宅展示場でモデルハウスをいろいろ見て、家のイメージは膨らんだけど、依頼することを考えると、なかなかこれといった会社は見つからないね。
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そうね、もっといろいろなタイプの会社を探してみたいわ。
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「ハウスメーカーなら安心」、「デザインにこだわるなら設計事務所」、「家が建てた後のメンテナンスなら地域密着の工務店」とかってよく聞くけど、僕たちにはどんな種類の会社が合っているのかな?
住宅パートナーの種類
住宅パートナー選びは、家づくりを成功させる最重要ポイントの一つです。
家づくりを依頼することのできる会社・事務所の種類と特徴をしっかりと理解し、自分たちの希望を実現してくれるパートナーを選びましょう。
- ハウスメーカー
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全国または複数の都道府県で展開する、いわゆる大手と呼ばれる住宅会社さん。自社で住宅の開発も行っています。営業担当者の手腕が重要といわれています。
強み - ・会社の規模が大きく、ブランド力がある
- ・展示場で様々なタイプのモデルハウスを見ることができる
- ・部材の生産から工事までがシステム化されており、品質が安定している
- ・価格がわかりやすい
- ・工期が比較的短い
- ・最新トレンドを取り入れた商品を扱っている
- ビルダー
- イエルカムでは「ハウスメーカー」と「工務店」の中間の分類として、「ビルダー」を設けています。ハウスメーカーさんのように全国規模での展開はしていないものの、工務店さんよりも規模の大きな住宅会社さんです。双方の強みを取り入れており、地域によってはハウスメーカーさん並みの知名度を持つ会社もあります。
- 工務店
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地域に根差した中小規模の住宅会社さん。家族経営の小規模な会社から、スタッフ数も多く手広く仕事をしている会社まで様々です。その地域で長年の実績があれば、信頼度も高いと考えていいでしょう。
強み - ・地域に根差しており、引き渡し後も家のメンテナンスを任せられる
- ・その土地の気候や地盤などについて詳しく、風土に合った家を提案してくれる
- ・広告宣伝費や人件費等の経費が比較的少なく、家の価格が抑えられている
- ・自由設計の場合が多く、要望に合わせたプランを作ってもらえる
- ・運営が小規模なため話が早く、臨機応変な対応が望める
- 設計事務所・建築家
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建築士の資格を持つ人が運営する事務所。施工は施工業者(工務店等)に別途依頼します。建築士さんの個性が家族の好みとぴったり合えば、他にはない魅力的な家が建てられるでしょう。
強み - ・極小地や傾斜地といった厳しい条件の土地でも対応してもらえる
- ・家族のこだわりや趣味を生かした個性的な家を建てられる
- ・じっくりと時間をかけて設計してもらえる
- ・工事を施工業者に依頼する場合、建て主側の立場に立って施工管理してもらえる
- ・インテリア等も含め、センスのよい空間になるようアドバイスしてもらえる場合もある
上記はあくまで一般的な分類で、分類に明確な決まりはありません。中には小規模でもハウスメーカーと称している会社もありますし、上記の分類ではくくることのできない形態の会社もあります。
また、それぞれの会社・事務所によって強みとしていることは異なります。信頼できる住宅パートナーかどうか、実際に話を聞いてみて慎重に判断しましょう。
住宅パートナーのことを調べて、コンタクトをとってみよう
契約後に後悔することの無いよう、できるだけ多くの情報を収集し、複数の会社・事務所を比較検討しましょう。
イエルカムでは、住宅パートナーのイベントや施工事例といった情報を調べることが可能です。その他にも、様々な情報源から住宅パートナーを探してみましょう。
- ホームページ
- ほとんどの住宅パートナーが自社のホームページを持っています。家づくりに対する考え方やスタッフの雰囲気がわかるようなコンテンツもありますので、気になる住宅パートナーのホームページは隅々までチェックしましょう。
- 住宅雑誌
- 多くの住宅会社さんの施工事例写真が掲載されています。「こんな家が建てたい!」と思えるような会社があれば、価格、工法・構造等の情報をさらに詳しく見ていきましょう。
- 住宅イベント
- イエルカムやチラシ等で告知されている住宅イベントに実際に行ってみましょう。営業担当者の対応もその会社・事務所を評価する重要なポイントです。
- 資料請求
- 資料請求は多くの会社・事務所で無料で受け付けています。イエルカムからはもちろん、ホームページのメールフォームや雑誌のハガキ等で請求することができます。会社の総合案内、プラン集、施工事例集、テクノロジーカタログ、設備・仕様カタログなどがあります。
- 問い合わせ
- 疑問点は、電話やメールで問い合わせてみましょう。実際に会って相談したい場合も、まずは電話やメールでアポイントを取りましょう。
何を基準に住宅パートナーを選べばいい?
注文住宅は、住む人に合わせて価格や仕様が変わるオーダーメイドです。見積もりを依頼すれば大体の価格は比較できますが、会社・事務所の信頼度や住宅のデザイン性といった他の条件は、数値化して比較することができません。そのため、最終的に一社に決めることは大変難しいと思います。
実際に家を建てた人がその住宅パートナーを選んだ理由も、「人の紹介であまり比較もせずに決めてしまった」、「担当者が信頼できたから」、「その会社の建築条件付きの土地が希望のエリアだったため」、「同じ条件でプラン作成を依頼し、最も良かった会社にした」など、人によって様々です。
家の性能やデザインだけで判断するのではなく、自分たちの立場に立って一緒に家づくりをしてくれる会社であるかを判断しましょう。手間を惜しまず要望を積極的に聞き出してくれたり、不安に思っていることについて納得できるまで説明してくれる住宅パートナーがいいでしょう。
契約を急かす会社や予算よりも高いプランを提案してくるような会社は、良いパートナーとなって一緒に家づくりをしてくれるとは考えにくいでしょう。
住宅パートナー
- 住宅の基本性能(耐震性、気密・断熱性、 耐久性など、必ず確認しましょう)
- デザイン性(要望と似たような施工例があると安心です)
- プラン(要望をまとめておき、実現可能なのか確認しておく必要があります)
- 価格(見積もりが"一式"とされている場合は、詳細な内容を確認してみましょう)
- 担当者(コミュニケーション能力、対応の早さなど)
- サポート体制(土地や資金計画についても相談に乗ってくれるかどうかなど)
- 保証・アフターメンテナンス(もしもの時や引き渡し後の対応についても確認しましょう)
- 経営状態(会社が工事中に倒産すると、施主も損失を被る可能性があります)
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家のことの他にも依頼会社を選ぶポイントはたくさんあるのね。
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そうだね、その会社によって得意なことや大切に考えていることも違うだろうしね。
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まずは、気になった会社にどんどん資料請求しましょう!
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う、うん、読むのが大変そうだね…。
資料請求
「資料請求ボタン」をクリックすると、そのページの住宅パートナーへ資料請求することができます。
また、複数の住宅パートナーへ一括で資料請求することも可能です。
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