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家づくり初心者講座Lecture
依頼会社選び編
2012.11.13
住宅イベントに行ってみよう
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イエルカムに住宅イベントの情報がたくさん載ってるわ。
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家を建てたTくん、いろんな住宅見学会に行ったって言ってたなぁ。
最初は建てたい家のイメージが漠然としていたけど、たくさんの家を見ていくうちに「こういう雰囲気が好きなんだな」ってわかってくるらしいよ。 -
素敵なお家は見てみたいけど、実際に見に行くのはちょっと緊張しちゃうわよね。
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そうだね。でも、まずは行ってみようよ。
このイベント、今週末うちの近くでやるみたいだよ。 -
オープンハウスですって。モデルハウスとは違うのかしら?
住宅イベントの種類
住宅会社さんが、自社の住宅をPRするために開催される住宅イベントには様々な種類があります。
- モデルハウス
- 自社商品のPRのための展示用の住宅です。会社の得意なスタイルで建てられており、その会社の特色がよくわかります。プロのインテリアコーディネートも参考になります。標準仕様より高いグレードで、坪数も大きく建てられている場合が多いので、設備や仕様を検討したり、暮らしの憧れを膨らませるのに向いています。住宅展示場などに建てられている常設のモデルハウスは、ハウスメーカーさんのものが多いです。ある程度の期間が過ぎると売却されるモデルハウスもあります。
- オープンハウス・住宅完成見学会
- 住宅会社さんが、実際に施工依頼を受けて建てた住宅を見学することができます。住むことを前提としているので、間取りや大きさが現実的で参考にしやすいです。お施主様が入居を控えているため、開催は短期間の場合が多いです。
- 構造見学会
- 完成してからは見ることのできない住宅の内部構造を公開しています。工法・構造の特徴、耐震や断熱性などの解説を受けられます。一度見ておくと、自分たちの家の工事の際に役立つかもしれません。
- セミナー・説明会
- 家づくりのノウハウや資金計画、税金、土地、プランに関することなど、様々なテーマで実施されており、無料のものも多くあります。プロの話を聞くことができ、わからないことを質問できる良い機会です。関心のあるテーマのセミナーを見つけたらすぐに予約しましょう。
- その他
- その他にも、住宅関連の工場見学会や、お施主様が実際に暮らしている家をめぐるバスツアー、宿泊体験、子供向けの木工教室など、各社で趣向を凝らした様々なイベントが開催されています。
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構造見学会なんて行ってみたいな。ダイナミックな家の骨格とか、職人さんの技とか見れたりするのかなー。
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ハウスメーカーさんなどでは大規模な住まいの博覧会みたいなものが開かれたり、工務店さんでは地域に貢献するようなイベントがあったり、ユニークなイベントも増えてきているらしいわよ。
気軽に住宅を見に行ってみよう
家づくりの検討を始めたら、情報収集や家づくりについての勉強も重要ですが、まずは様々なメリットのある住宅見学会へ行くのがおすすめです。
初めてモデルハウスやオープンハウスに行く際は、「見てみたいだけなのに、しつこく営業されたらどうしよう…」「まだ家を建てると決めているわけではないのに、冷やかしみたいで悪いな…」「自分たちの予算では相手にされないかも…」などの不安もあるかと思いますが、営業担当者の対応を知ることも会社との相性を見極めるよい機会と考え、営業担当者のペースにのせられないように注意して積極的にコミュニケーションをとってみましょう。
住宅見学会のメリット
- 現在の住宅の傾向がわかり、新しい住宅の機能や設備を発見できる
- 複数の住宅を見比べることで、好みのテイストがわかり、見るべきポイントもわかってくる
- 広さや高さなどの感覚がつかめる(吹き抜け天井の解放感など)
- 壁材や床材など素材の質感がわかる(無垢材と集成材の違いなど)
- 家具やカーテンなどのインテリアコーディネートを参考にできる
- 温度や湿度から冷暖房設備の効果や住宅の気密・断熱性能を体感できる
- 窓からの光や照明の明るさを体感できる
- 営業担当者に質問や相談ができ、住宅についての詳しい説明を受けられる
- その場で費用や間取りのシミュレーションしてくれる場合もある
住宅見学会のポイント
新しい住宅を見るのはとても楽しいものですが、素敵な内装や最新の設備に見入ってしまうだけでは意味がありません。
自分たちの家づくりにしっかりと活かせるよう、以下のポイントを押さえて見学しましょう。
- 情報はメモしよう
- メモを持参し、気に入った素材の名前や設備のメーカー等は質問して、メモしておきましょう。違う会社と契約した場合も同じものを使えるかもしれません。また、使いやすかった設備の大きさ(キッチンの高さなど)をメモしておくと、後からでも正確なサイズがわかるので便利です。(メジャー等を使用する際は、営業担当者に許可を取ってからにしましょう)
- 事前に会社情報を下調べしておこう
- 見学会に参加する会社・事務所の情報を、イエルカムの会社情報や住宅パートナーのホームページなどで調べておきましょう。家づくりに対する考え方や売りにしている部分がわかると、重点的に見るべきポイントがわかってくると思います。また、疑問に感じたことはメモしておき、見学の際に質問しましょう。
- マナーを守って見学しよう
- 見学できる住宅は売却やお施主様の入居を控えている場合もあります。素足での訪問はしない、用意された手袋やスリッパ等をしっかりとする、子供から目を離さない等、最低限のマナーを守って見学しましょう。また、営業担当者の許可なく室内を撮影することもやめましょう。
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今日見学した家のキッチンの色がすごく素敵だったわ!最新のキッチンってあんな風になってるのね。
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でも、案内してくれた営業マンは少し強引な感じだったよね。
見学会で案内してくれた人がそのまま担当者になる場合が多いらしいんだ。
家の良し悪しだけじゃなく、僕たちの立場に立ってしっかりサポートしてくれるパートナーかどうかも判断していかないとね。 -
へー、そうなのね。今度からは積極的にお話ししてみるわね!
アンケートについて
見学会に行くと通常、アンケートの記入や記名をお願いされます。住宅会社さんにとって、アンケートの目的は主に2つあります。
「お客様のニーズや家づくりの計画の具体性を確認し、営業に役立てるため」と「住宅を公開する上で念のため来場者の身元を確認するため(特にお施主様がいる場合)」です。
しつこく営業されるのではないかという不安もあるかと思いますが、家づくりについて有益な情報を提供してもらえる場合もあります。また、見知らぬ人に住宅を公開してくれているお施主様の気持ちも考え、できるだけアンケートには協力しましょう。
そのうえで、訪問や電話での営業が不要な場合はその旨をはっきり伝えておきましょう。また、家を見学したうえでその会社に依頼する可能性がないと判断した場合は、アンケート欄に依頼する可能性がないことを、理由と一緒に記載しておきましょう。住宅会社さんは、契約の見込みの有無を早めに判断したい思いがあるので、見込みがないことがわかれば営業される可能性は低くなります。
イベントカレンダー
イエルカム地域TOPの上部にあるイベントカレンダーから最近開催されているイベントをすぐに見ることができます。
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