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家づくり初心者講座Lecture

工事編

2013.04.09

住宅設備機器を取り付けるための工事


ショールームやカタログで選んだキッチンやトイレ、浴室などの住宅設備機器は、電気工事と配管工事を経て取り付けられます。必要な住宅設備機器が取り付けられているか、また位置や数が設計図書の仕様通りになっているか確認しましょう。


電気工事

電気工事とは、電気を安全で快適に使用するための分岐回路をつくり、室内や屋外に配線していき、ブレーカーやコンセントなど電気に関わる器具を設置する工事です。電気工事は、電気設備の安全を守るため、有資格者が行うように法令で定められており専門業者さんによって行われます。

 

1、電気工事で設置される配線や機器
分岐回路
注文住宅の電気をいくつかに分けることを『分岐』、分けられた回路のことを『分岐回路』といいます。この分岐回路の数は注文住宅の規模によっても異なりますが、1階、2階、キッチン、水まわりの4回路以上に分けられます。さらに、クーラー、乾燥機、電子レンジなどの大型機器専用回路を設けるなど、電気容量に余裕のある設計にしてもらうことが大切です。
ブレーカー
ブレーカーとは、電気の使い過ぎや電気機器の故障などでショートしたときに、自動的に電気を止めて事故を未然に防ぐ装置です。
アース
アースとは、電気機器の故障や雷などによる災害時に感電を防ぎ、安定した電気を電気機器に供給するための装置です。水まわりの電気機器には、アースが取り付けられます。
照明器具
照明器具には、室内に取り付けられる照明の他に、門灯(もんとう)やアプローチ灯などの防犯用、常夜灯(じょうやとう)やフットライトなど停電時や必要に応じて点灯する防災用等があります。
スイッチ・コンセント

 

2、弱電工事

弱電工事とは、感電事故の恐れがない電気の工事のことです。

電話配線
電話配線工事は、電話会社さんによって行われます。
テレビのアンテナ配線、テレビアンテナ工事
インターホン設備
セキュリティ設備
セキリティ設備には、電気錠・防犯スイッチなどの防犯と、ガス感知システム・火災報知器・インターホン・ドアカメラ・風呂センサーなどの防災に関するシステムがあります。
LAN配線
最近では、電源やテレビと一緒になった、便利なマルチメディアコンセントもあります。

これらの電気配線工事は、壁の中や天井裏に施工され内装工事の前に行われます。内装工事が終了した後は直すことが難しく、電気配線工事が遅れると工期が延びてしまいます。現場監督さんや設計士さんなどの工事管理者と一緒に、スイッチ、コンセント、照明器具の種類や位置、数の確認をしましょう

 

配管工事

給排水工事を行い、衛生器具を取り付けるために配管工事を行います。配管工事は、躯体工事の段階から、壁、床、梁などに筒状の金属管を埋め込んでいきます。配管の敷設位置は、メンテナンスを考え将来取り替えが可能で、躯体や他の設備との納まりも検討して設計してもらうと良いでしょう。配管工事終了後には、漏水や漏気がないことを確認するための検査を行います。

 

1、給排水工事
給排水工事
給排水工事は、はじめに道路の配水管から注文住宅内の水道メーターまでの給排水引込工事を行います。その後、水道メーターから敷地内までの屋外給排水工事を経て、キッチンや浴室などに生活用水や汚水を給排水する、いわゆる水まわり工事が行われます。
汚水、洗面や洗濯機などから出る雑排水、雨水排水の工事を、排水設備工事として別に行う施工業者さんもいます。
給湯工事
給湯器から、キッチンや浴室などの給湯箇所へ配管する工事です。

 

2、衛生器具を備え付けるための工事

給排水工事が終了し配管を設置したあと、各衛生器具の備え付け場所に、給水の蛇口や排水口を取り付けます。

洗面化粧台
トイレ
洗濯機の設置スペース
防水用のパンや水栓、排水溝などを取り付けます。

 

その他の設備工事

電気工事と給排水工事が進むと、給湯や空調など、生活する上で必要な設備機器の取り付けを行います。これらの設備機器の熱源としてはガス、電気、石油があります。

給湯設備工事
瞬間湯沸器や大型給湯器などキッチンや浴室、洗面所などに取り付けられる設備です。
冷暖房設備工事
機器としてはクーラーやストーブ、床暖房などがあり、送風タイプ、温水タイプ、電熱タイプなど様々な室温調節機器があります。
ガス設備工事
一般注文住宅で使用されるガスには、都市ガスと液化石油ガス(プロパン)があります。ガス配管工事、機器の取り付け、ガスメーターの設置を行います。
換気設備工事
換気設備は、毎日の生活で発生する不要な熱・臭いや湿気、建材や生活用品から放出される有害物質を排出し、きれいな空気を室内に取り込むために設置します。平成15年の建築基準法の改正によって、シックハウス症候群や健康促進の対策として、すべての新築住宅に24時間換気システムの導入が義務付けられました。近年は気密性が高い住宅が多いので、換気扇などの機械換気や給気口を、主にキッチンやトイレ、浴室、洗面所、リビングなどの居間に取り付けます。
給湯器や冷暖房、換気扇などの設備機器が仕様書通りになっているか、実際に使える位置に設置されているかどうか、きちんと確認しましょう。例えば、設計図書で計画をしていても、実際にエアコンを取り付けてみると高さが足りなかった、コンセントを取り付けられなかったなどということもあります。納得できるまでよく相談をしましょう。


お問い合わせ

取り入れたい住宅設備機器を取り扱っているか、イエルカムで住宅パートナーさんに問い合わせしてみると良いでしょう。

「しつこい営業をされたら嫌だな」と思い、問い合わせをするのをためらうこともあるでしょう。
強引な営業をする会社・事務所は、本当はとっても少数なんです。
イエルカムでは、「名前」「メールアドレス」「都道府県」だけで住宅会社さんや設計事務所さんに問い合わせができます。 だから”お手軽”で”安心”です。

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